2008年にビットコインが誕生し、今や多くの投資家が資産として所有している仮想通貨。最近では仮想通貨で決済可能なサービスも増えてきており、これから仮想通貨を購入し始めようと考えている人もいると思います。今回この記事では、仮想通貨のエアドロップや参加方法について解説していきます。
仮想通貨のエアドロップとは
仮想通貨のエアドロップとは、仮想通貨取引所や仮想通貨発行企業が設定した条件を達成したユーザーが暗号資産やNFTなどを無料でもらえるイベントのことです。
エアドロップの種類
エアドロップには大きく分けて「参加型」と「保有型」の2種類があります。それぞれ違いについて紹介します。
参加型エアドロップ
参加型エアドロップは、取引所や仮想通貨を発行している企業が開設しているXやインスタグラムなどのSNSアカウントのフォロー、アンケートの回答や指定アプリで取引など条件を満たすことで獲得できます。
近年ではSNSアカウントをフォローする参加型エアドロップが主流です。
保有型エアドロップ
保有型エアドロップは、特定の仮想通貨を所持しているユーザーに対して自動的に配布する方法です。初心者でも参加が簡単で、追加の投資や複雑なタスク無しで資産を増やせます。
エアドロップのメリット
エアドロップのメリットについて企業側と投資家側でそれぞれ紹介します。
企業側のメリット
企業側が仮想通貨をエアドロップするメリットは以下の通りです。
- 新規プロジェクトの仮想通貨やNFTの知名度向上
- 「コミュニティの形成やユーザー基盤の拡大
- 仮想通貨の流通量増加
投資家側のメリット
エアドロップが投資家側にもたらすメリットは以下の通りです。
- 元手ゼロで資産を増やせる
- 取得した仮想通貨の値上がりを期待できる
- 新たなプロジェクトを発見できる
エアドロップに参加する方法
エアドロップに参加する方法を紹介します。
取引所の開設
事前に仮想通貨の購入や保有が行える国内取引所を開設しましょう。国内取引所が対応しているエアドロップは、取引所で審査しているので詐欺の可能性が低く、万が一の際も日本語でサポートを受けられるので安心です。
取引所は金融庁に登録されている「Coincheck」や「bitbank」「bitFlyer」などが比較的安心できる国内取引所なのでおすすめです。
ウォレットの開設
ウォレットとは、仮想通貨やNFTなどを保有できる「お財布」です。エアドロップの配布はウォレットで受け取る場合があるので用意しておきましょう。
開設するウォレットは、100種類以上のチェーンに対応しており情報収集やキャンペーンの参加機能が豊富な「Bitget Wallet」がおすすめです。他にも「Best Wallet」「MetaMask(イーサリアム系)」「Phantom(Solana系)」など様々な種類があるので、自分が使いやすい物やエアドロップのネットワークに合わせて開設するとよいでしょう。
対象の仮想通貨を保有する
保有型エアドロップを受け取るために、スナップショット期間に対象の仮想通貨を保有することで参加資格を得ます。スナップショットする日時は、企業側が公表する場合もあれば後から公表する場合もあります。
また、保有する仮想通貨の量も決まっている場合があるので、エアドロップを配布している企業や取引所の発表を事前に確認しておきましょう。
スナップショット期間が過ぎれば仮想通貨を売却してもエアドロップを受け取る権利は維持されます。
条件を満たす
参加型エアドロップを受け取るために企業や取引所が表明している条件を満たします。条件は「SNSアカウントのフォロー」や「SNSで企業が指定した内容を投稿」「特定のサービス利用」など様々です。
特にSNSアカウントのフォローや投稿などコストが掛からず簡単な条件の場合、参加条件を満たしたユーザーの中から抽選になることが多くあります。エアドロップ配布対象に選ばれない可能性もあるので理解しておきましょう。
エアドロップの注意点
仮想通貨のエアドロップに関する注意点を紹介します。
詐欺事件に注意
エアドロップを装った詐欺事件が発生しているので注意が必要です。ウォレットの秘密鍵やシードフレーズを要求してきた場合、詐欺だと思って良いでしょう。教えてしまうとウォレット内の通貨が盗まれる恐れがあります。
また、エアドロップに当選した内容がメールで届き、URLをクリックするとフィッシングサイトに誘導される事案も発生しています。個人情報や仮想通貨が盗まれる可能性があるので注意しましょう。URLのドメインが正しい物か確認することをおすすめします。
税金が発生する点に注意
エアドロップで無料で獲得した仮想通貨も課税対象になります。課税になるタイミングは仮想通貨を受け取った時点の時価が所得額になります。給与所得者の場合、雑所得が20万円を超えると確定申告が必要になるので注意しましょう。
確定申告しないと本来の税金に加えて最大30%「無申告加算税」など重いペナルティが課され、最悪の場合は刑事罰に発展するリスクもあります。忘れずに確定申告しましょう。
仮想通貨が上場しない可能性も
エアドロップで配布する仮想通貨は上場前の物も多くあります。上場していない仮想通貨は取引所で取引できません。実質的に受け取った仮想通貨が無価値になる可能性があるというのを理解しておきましょう。また、仮想通貨が上場した場合でも、流動性が低くて売却が困難なこともあるので注意が必要です。
下落する可能性にも注意
エアドロップで取得した仮想通貨が、取得時点より下落する可能性がある点に注意しましょう。特にエアドロップを実施した直後は、価値が下がる前に売却する人が多いので下落しやすくなっています。受け取った時点で課税が発生するため、仮想通貨の価値が下落した際に、税金によって大きな損失となる可能性も理解しておきましょう。
まとめ
今回は、仮想通貨のエアドロップの紹介と参加方法、注意点について解説しました。
取引所や企業が条件を出し、無料で仮想通貨を配布するエアドロップ。企業側は新たなプロジェクトの仮想通貨を多くの人に知ってもらえる機会となり、投資家側は元手ゼロで資産を増やせるというメリットがあります。
エアドロップを始めるには、まず仮想通貨を扱っている取引所の口座を開設しましょう。エアドロップによってはウォレットを開設する必要もあります。
過去にエアドロップを謳い、詐欺事件に発展した事例もあります。ウォレットの秘密鍵やシークレットフレーズを要求することは無いので聞かれても教えないようにしましょう。









