金ETFとは?現物との違いは何?メリットについても解説!

当ページのリンクには広告が含まれています。
金ETFとは?現物との違いは何?メリットについても解説!

※当サイトは、海外在住者に向けて情報を発信しています。

株式やFXなど、様々な投資家が投資している昨今。世界情勢によるインフレなどを懸念して新たな投資先に分散投資したいと考えている人もいるのではないでしょうか。今回この記事では、金の価格に連動する上場投資信託「金ETF」とは何かやメリットなどについて解説していきます。

目次

金ETFとは?

金ETFとは、金の価格に連動する成果を目指す上場投資信託(ETF)です。株式投資のように証券会社の口座を通じてリアルタイムに売買でき、少額から投資可能です。直接的に金を売買するのではなく、金の価格変動を取引して間接的に金へ投資する金融商品と覚えると良いでしょう。

世界情勢などで通貨価格が低下する局面で資産を守る長期的なインフレ対策や、株式や債券と別の値動きをすることから分散投資でリスク軽減するために金ETFを取引する人が多くいます。

銘柄

2026年3月時点で東京証券取引所には4銘柄の金ETFが上場しています。上場している金ETFの銘柄は以下の通りです。

  • SPDRゴールド・シェア
  • NEXT FUNDS 金価格連動型上場投信
  • 純金上場信託(現物国内保管型)
  • WisdomTree 金上場投資信託

現物と金ETFの違い

現物と金ETFの違いについて解説していきます。

目に見える形で保有できる

現物の金の場合は、実際に金の延べ棒を購入して保有することから実物を目にする安心感があります。代わりに、実際に金を保有しているため、盗難防止などのセキュリティ対策のコストがかかります。

金ETFの場合は、証券会社の口座を通じて間接的に金へ投資しているため、金そのものを保有しているという感覚はありません。

取引方法

現物の金の場合、金の延べ棒を貴金属や宝石を取り扱っているお店に直接訪れるかオンラインショッピングで購入します。保有している金を売却する際は、金を取り扱っている買い取り業者に依頼します。保有している金の値段を調べるには、自分で「金の価格」を調べて「重さ」をかけて計算する必要があります。

金ETFの場合は、証券会社に口座を開設し資金を送金してから自分で銘柄を選択して投資します。証券取引所が開いている時間であれば、いつでもリアルタイムに取引可能です。

課税方法

現物と金ETFでは課税方法も異なります。

現物の場合、保有している金は土地や建物と同じで実物資産に分類されます。実物資産に分類された物を売却して得た利益は「譲渡所得」になります。譲渡所得は個人が所有する資産を譲ったり売却した際に発生する所得で、売却利益と譲渡益の合計が50万円を超えると課税対象になります。

金ETFの場合、給与など他の所得と別に計算する「申告分離課税」に分類します。金ETFで発生した所得は一律で20.315%の税金がかかり、原則として確定申告が必要です。

金ETFのメリット・デメリット

金ETFに投資するメリットやデメリットについて解説します。

メリット

金ETFのメリットを紹介します。

コストがかからない

現物の場合、物理的に金を保有するため盗難防止など金を守るために運用コストがかかります。保有する金の量が多いほど運用コストは多くなるでしょう。しかし、金ETFの場合は物理的に金を保有するわけではないので、比較的低コストで金に投資できます。

手数料もかからない

現物の場合500g未満で購入するたびに購入手数料を払う必要があります。しかし、金ETFの場合、証券会社次第ではあるが1日に100万円未満であれば手数料が無料になる所も多くあります。少量の金額で金を購入したい人には手数料が少ないのはメリットと言えるでしょう。

流動性が高い

金EFTは、株式市場で取引しているので流動性が高いという特徴があります。取引所が開いていれば、いつでも売買できるので、金の価格変動に迅速に対応できるという安心感があります。金は多くの投資家から注目を集めているジャンルだからこそ高い流動性を保っていると言えるでしょう。

デメリット

金ETFのデメリットについて紹介します。

大きな利益を得るのが難しい

金ETFの場合、利益に対して20.315%の税金がかかります。売却するたびに利益の5分の1が税金として失うことから、金ETFで大きな利益を得るのは難しいと言えるでしょう。

短時間で利益を生む方法よりも、10年や20年など長期的な保有する人におすすめです。

保有しているだけで利益が生まれない

株式投資では、保有しているだけで利息や配当金などの利益が生まれますが、金ETFの場合は保有しているだけで利益が発生しません。保有している金を売却した時に利益が発生するため「保有しているだけで不労所得を得たい」と考えている人には向いていないでしょう。

金ETFにおすすめの証券会社

金ETFを取り扱っている証券会社を紹介します。

楽天証券

楽天証券の特徴として優れているのは、取引手数料の1%が楽天ポイントに還元される点です。1年間で最大27000ポイントが還元されるので、楽天サービスで買い物する人におすすめです。貯まったポイントを使用して投資することも可能です。手数料が安いだけでなく、金ETFがNISAに対応しているのも特徴と言えるでしょう。

SBI証券

SBI証券はインターネット証券で口座開設数1位の国内で圧倒的なシェア率を誇る証券会社です。投資に関する大半の手数料が無料となっており、便利なツールが備わっています。投資レポートなどで投資について学ぶこともできるので初心者も安心です。

マネックス証券

マネックス証券は、分析ツールやアプリがわかりやすく初心者にもおすすめの証券会社と言われています。米国株や中国株の銘柄数が多いマネックス証券ですが、金ETFにも対応しています。クレジットカードの積み立てによってポイント還元もあるので、投資だけでなくポイントもコツコツ貯めることが可能です。

まとめ

今回は、金ETFとは何かや現物との違い、メリットについて解説しました。

金ETFとは、金の価格に連動する上場投資信託(ETF)です。現物では古物商や宝石店などから金の延べ棒を購入して保管する必要がありますが、金ETFの場合は間接的に金へ投資する金融商品になります。

現物と金ETFの違いは実物かどうかだけでなく、課税方法も異なります。金ETFの場合、利益に対して20.315%の税金がかかるので、短期的な投資はおすすめしません。多くの利益を得るには、長期的に運用してまとめて売却したほうが良いでしょう。

金ETFは様々な証券会社で購入できます。興味のある方は口座を開設して金ETFの投資を始めてみてはいかがでしょうか。

目次