今や副業として多くの人が投資している仮想通貨。最近投資を始めたという人もいるのではないでしょうか。今回この記事では、仮想通貨の取引手法の1つ「スキャルピング」について解説していきます。
仮想通貨のスキャルピングとは?
スキャルピングとは、短期間で繰り返し取引を行い小さな価格変動から利益を得ていく投資手法です。相場の動きを捉え、数秒から数分の間に取引を繰り返して細かい収益を積み重ねていきます。この手法は仮想通貨だけでなくFXなど他の投資でも使用されています。
スイングトレードとは異なり、短い時間で取引を繰り返すため仮想通貨取引所によってはスキャルピングを容認していない所もあります。トラブルにならないよう、事前に規約を確認しておきましょう。
スキャルピングのメリットやデメリットを紹介
仮想通貨でスキャルピング手法を行うメリットやデメリットについて紹介します。
メリット
スキャルピングのメリットについて解説します。
短時間で利益を出せる可能性がある
短い時間で取引を繰り返すスキャルピングは、小さな利益を積み重ねていくことで一日の終わりには大きな利益を出せる可能性があります。1回あたりの利益が3ドルでも1日に100回取引できれば300ドルの利益になるでしょう。
相場の急落による影響が少ない
スキャルピングは、相場の急落による影響が少ないと言われています。世界情勢などのニュースにより大きな下落が起きた場合でも、スキャルピングトレーダーは下落時点で取引を終了しています。そのため、長期保有している戦略と比べて大きな損失を回避できる可能性があると言われています。
取引の経験を多く積める
スキャルピングは取引回数が多いことから、取引の経験を多く積むことが可能です。毎回の取引で反省と改善を繰り返していくことで、得意な戦略や相場の流れを読む力が付いていきます。また、取引回数が多いことから小さなチャンスも見つけやすいと言われています。
デメリット
スキャルピングのデメリットについて解説します。
取引コストが多くかかる
スキャルピングは取引を多く行うためその分手数料などの取引コストが多くかかる手法と言われています。取引1回あたりに得る収益が手数料より多くないと収支をプラスにできません。むやみやたらに取引を行うのではなく、利益を狙えるタイミングを狙って取引しないと損失だけが増えていきます。また、できるだけ手数料が低い仮想通貨取引所を選ぶ必要もあるでしょう。
忙しい人には不向き
スキャルピングは、利益を得るために取引を多く繰り返さないといけません。そのため多くの時間と労力が必要になります。日中仕事で忙しい人など取引する時間が限られている人には向いていません。普段仕事が忙しくてもスキャルピングをやりたい人は自動化ツールの使用を検討しましょう。取引時間を決めて「限られた時間でスキャルピングする」という方法もありますが、終了時間に負債を抱えた際にきっぱりとその日の利益を諦める覚悟が必要です。
大きな利益は難しい
スキャルピングは取引1回あたりの利益が小さいことから、長期保有などの手法と比べて大きな利益を狙うのが難しいと言われています。期待する利益を上げるためには、取引金額を増やして1回あたりの利益を増やす必要があります。
利益を出すには高い取引スキルが必要
スキャルピングでは相場の細かい動きを捉えなくてはいけないので、利益を出すには相場を読み取る高いスキルが必要になります。相場の流れを間違えると損失を拡大する可能性があるので、テクニカル分析などを勉強して、ある程度の取引スキルを持ったうえで臨むようにしましょう。
できない取引所がある
仮想通貨取引所によっては、スキャルピングを使用して取引することを認めていない所もあります。もし使用を認めていない取引所でスキャルピング取引すると、口座の削除や凍結が行われる可能性があります。事前に利用規約などをよく確認してスキャルピングを認めているか確認しましょう。
仮想通貨のスキャルピングのコツ
スキャルピングのコツについて紹介します。
手数料の安い取引所を選ぶ
スキャルピングは取引を繰り返すため、手数料の安い仮想通貨取引所を選びましょう。
仮想通貨の取引は取引手数料だけでなくスプレッド手数料も支払います。取引手数料が無料でも、スプレッドの売値と買値の差が大きい場合もあるので、取引所を選ぶ際は注意しましょう。
損切りの徹底
損失の拡大を防ぐためにも、保有している仮想通貨が一定の損失額に達した際は損切りしましょう。損切りを行わないことでその後もズルズルと損失が増える可能性があります。取引前に損切りラインを決めて必ず損切りするようにしましょう。
逆指値注文を行うことで自動的に損切りできます。損失を増やさないためにも利用しましょう。
冷静な判断を続ける
どの取引手法にも言えることですが、感情的にならずに常に冷静に取引するよう心がけましょう。保有している通貨が急落した際も「もう少し待ったら取り戻せるかも」などと感情的になると、負債が増える可能性があります。
感情的になってしまうときは、深呼吸など一度冷静になるための時間を設けることをオススメします。
変動幅が大きく流動性が高い仮想通貨を選ぶ
スキャルピングはわずかな値動きを捉えて利益を得るため、出来るだけ変動幅が大きい仮想通貨を選ぶようにしましょう。また、通貨の流動性が高いと投資家の数も多いため、取引がスムーズに行われます。
例えばBTC(ビットコイン)やXRP(リップル)などは変動幅も大きく流動性が高い仮想通貨としておすすめです。
取引スキルを磨く
スキャルピングで結果を出すためには、相場の動向や取引タイミングを把握する必要があるため十分な取引スキルが必要です。テクニカル分析や相場の読み方などを常に勉強し、取引の精度を高めていきましょう。取引する度に反省と改善を繰り返していくことも重要です。
まとめ
今回は、仮想通貨のスキャルピングについて解説しました。短時間で繰り返し取引することで小さな利益を積み重ねていく手法のスキャルピング。短時間で結果を出せる反面、相場の流れを読んだりと難しい手法なので高い取引スキルが求められます。今後スキャルピングで取引したいと考えている人は、「手数料の低い取引所を選ぶ」「テクニカル分析など投資について勉強する」など、しっかりと準備した上で臨むようにしましょう。




